USB Type-C フロントパネルでポートを増設した話 [PC関係]
最近USBといえば、Type-Cである。MacBookにはType-Cしか付いてない。Type-Cのポートだけしか付いていないMacBookが出た時は、やれ「使いづらい」とか「アダプタ必須」とか言われていたが、今やType-Cで接続できる機器が増えたせいか、Type-Cでいいじゃん。
となった模様。
うちにもType-Cで接続するUSB機器が結構増えた。
ますは、充電器。
MacBookに付いてきたACアダプタもType-Cケーブルで接続するもの。別に小型のACアダプタも購入している。
Nikon ZFCにもType-Cのポートが付いている。バッテリーを外すのが面倒なので、いつもType-Cケーブルで充電している。MacBookと兼用できるので便利。
SDカードリーダーもType-C接続のやつ。Type-Aで接続するカードリーダーもあったのだが故障して使えなくなってしまったので、現役で動くのはType-Cのものだけになってしまった。
HDMIキャプチャする機器もType-C接続である。
メインPCのType-Cポートが背面にしかない
さて、ここからが本題である。
Type-C接続のUSB機器が増えてきたのだが、メインPCのWindowsマシンにはType-Cのポートが背面にしか付いてない。自作PCでケースは結構古いタイプなので、フロントにはType-Aのポートしか付いてない。
バックパネルコネクタのひとつにType-Cのポートがある。
WiFiのアンテナが出っ張っているので、ここにUSB機器を付けるのが大変。写真では有線LANケーブルを抜いて撮影しているので、実際は結構困難。
写真撮影して、PCに取込む際は動画なんかだとカードリーダーでやった方が高速。USBもType-AじゃなくてType-C使った方がいい感じ。WiFiだとどうしても速度は出ない。
背面のUSB Type-Cポートをなんとか前面に持ってこれないか?
ということで、メインPCにType-Cポートを増設することにした。
USBハブ
最初にUSBハブを外付けする方法を考えた。
長めのケーブルが付いたやつなら、前面まで持ってこれるかなと。カードリーダーが一体となっているやつもあるし。HDMIやLANが付いているやつもある。
MacBookに繋いで使うやつだな。
しかしカードリーダーやHDMI、LANはいらないし。自作PCなので、Type-Cからビデオ信号出てるわけじゃないのでHDMIは使えないだろうし。LANポートもいらないし。こういうのってすぐに壊れるのよねぇ。信頼性がない。
マザーボードのUSBコネクタ
そういえば、マザーボードにUSBのコネクタ付いてたよな。ちょっと調べる。
ASRockマザーの型番は「Z590M-ITX/ax」。
ありました。
12 フロントパネルタイプ C USB 3.2 Gen2 ヘッダー (F_USB3_TC_1)
が使えそう。
一応、コネクタ位置を確認。
Type-C USB 3.2 Gen2 のフロントパネルタイプっていうケーブルを挿せばよいのか。
早速検索して以下を購入。
GRAUGEAR USB 3.2 フロントパネルヘッダー USB-C Type-C メス延長ケーブル パネルマウントネジ PCIブラケット付き[G-AD-ETC-10G]
- 出版社/メーカー: GRAUGEAR
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USB Type-Aのフロントヘッダーに変換するやつも発見したが、ちゃんとパフォーマンスが出るかちょっと怪しいので止め。
装着してみる
届いたので付けてみるのである。パッケージはこんな感じ。
中身のケーブルはこんな。
スロット用のブラケットが付いているが、ビデオカードが2スロット分使っているので空きが無いし、背面に付けると同じことなので、ブラケットは外してしまう。
マザーのコネクタに差し込む。コネクタ類はあまり付いてないので、隙間から手を入れて差し込むことができた。
ケーブルをケースの外に出す必要があるが、どこから出すか。
まずは上から。
蓋が閉まらない。ちょっとカッコ悪い。
前面のパネルを外して...
FANむき出しはちょっと...
前面のパネルを上だけはめて、隙間からケーブルを出してみる。
おっ。割といけるかも。下から出した方がいいかも?
とりあえずはこれでいいかな。パネルを削ってケーブルを通せば完全に閉めることもできるか。
ということで、これで電源ONして、動作確認。ちゃんと使える。やったね。
Windows11対応のPCを自作する話 その4
USB Type-C フロントパネルでポートを増設した話 その2
ASRock Intel 第10・11世代CPU(LGA1200)対応 Z590 チップセット搭載 Mini-ITX マザーボード 【国内正規代理店品】 Z590M-ITX/ax
- 出版社/メーカー: ASROCK
- 発売日: 2021/03/05
- メディア: Personal Computers
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Intelの最新ドライバを入れてWiFi6で通信 [PC関係]
ちょっと前にWindows11用に組んだ自作PCだが、無事Windows11にアップデートされた。
ASRockのマザーを使用しているが、このマザーにはWiFiが付いている。
昔のマザーにはLANポートなんて付いていなかったが、今のマザーには有線LANは当たり前に付いているし、WiFiやBlueToothが使えることもある。
ASRockマザーの型番は「Z590M-ITX/ax」。axがWiFi付いてますよっていうことかな。サイズはITX。
WiFiの他に、2GのLANポートもあるので、こいつで繋げている。他に1GのLANポートも付いているが、LAG構成にはしていない。
無線LANが使える環境なので「WiFiで繋げるか」とも思ったのではあるが、なぜか認識しない状態だったので、デスクトップで使う分には無線じゃなくても「困らないか」ということで、2Gの有線LANポートを使用して運用している。
マザーのLANポートは2Gのマルチギガなのだが、いかんせんスイッチが「ギガまでの対応」となっているので、通信速度はギガビットが上限となっている。
WiFiを認識しないのはWindows11になっても「あいかわらず」であった。
Z590M-ITX/axにはWiFi6対応の無線LANが付いている。WiFi6は「ドライバを更新しないと使えない」ようなネット上の記事を発見はしていたのだが、面倒なのでドライバ更新をしていなかった。
WiFiルータもWiFi6対応のやつ(TPlink AX50)なので、ドライバを更新すればWiFiで1Gオーバーで通信できるのでは?
と思いやってみることにした。
仕事場を有線LANの無い部屋に移動するかも知れないので事前対応という意味もある。
さて、ドライバはどこにあるかというと、ASRockのサイトにあった。
WiFi6はIntelのチップで実装されているらしいので、Intelのドライバを入れてみた。
「Intel_WLAN(v22.70.2.1G).zip」をダウンロードして、WirelessSetup.exeを実行。
インストール後、再起動。
無事、WiFiが使えるようになった。SSIDとパスワードを設定。
リンク速度は1201Mbpsとなっている。
いきなりギガオーバーである。しかし、WiFiルーター(ブリッジ)の有線LANがギガビットなので、上限はギガビットのまま変わらず。
フラシーボ効果なのか、若干ネットアクセスが良くなったようにも思える。
通信速度計測サイトで速さを測ってみると...
WiFi6
有線1GLAN
おや、ちょっと速くなってる?
WiFiの計測時は、有線接続もそのままにしておいたので、WiFiと有線の両方を使ってLAG的なことをやってる?そんなことはないよね。無線の状態が良いからなのかも知れない。障害物もないし、距離も短い。
惜しいかな、AX50でLAGできたら、LAN内アクセスで「ギガ越えの速度が出た」かも知れないが、AX50はブリッジモードでLAGできない。MacBook AirのWiFiはacなので速度を出せない。
ブログ記事を書いてから気付いたのではあるが、有線LANを切らない状態だとWiFi接続だけの通信速度を計測したことにはならないようである。
改めて、有線LANを無効化してWiFiのみで速度計測したところ、240Mbpsしか出なかった。
そりゃそうだよね。全然ダメじゃん。
申し訳ない。
Windows11対応のPCを自作する話 その4 前の話
TP-LinkのWi-Fi 6ルーターを購入した話【前編】
3チャネルボンディング(チーミング) 3ギガ出るかやってみた
ASRock Intel 第10・11世代CPU(LGA1200)対応 Z590 チップセット搭載 Mini-ITX マザーボード 【国内正規代理店品】 Z590M-ITX/ax
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Windows11対応のPCを自作する話 その5 [PC関係]
さて、前回はWindows10のインストールに無事成功した自作PCである。このPCを組んだ理由はWindows11を動かしたいから。なので、さっそく「PC正常性チェックプログラム」でインストールできるかをチェックしてみる。
が、Windows11のページにアクセスすると、なんか準備中になってダウンロードできないではないか。
仕方ないので、前にダウンロードしておいたやつで試してみる。
やった「Windows 11実行できます」と表示された。
実は、この画面キャプチャをする前は、ダメだった。
はて、何がいけないのか...
CPUは最新の11世代だし。6コア12スレッドだし。メモリ16G。ストレージはM.2の500Gもあるし。グラフィックスはCPU内蔵だけど問題ないでしょ。ネットにだって接続されている。
怪しいのは、UFEIとセキュアブート、それにTPMだな。
ASRockマザーのBIOS。これってUEFIだよね。最新式だもんね。セキュアブートもできるよね。やっぱりTPMか。
ビンゴ。
セキュリティのところで、Intel(R) Platform Trust Technologyを有効にする必要がある。CPUのTPMを有効にしないとダメなのね。
Windows10ライセンス
さて、Windows11も入るようなので、ひと安心。そろそろ、Windows11への自動更新が始まるみたいだが、これでいつ来ても大丈夫なのである。
と思ったがライセンス認証してなかった。これはいかん。
前にBootCampで使ったライセンスを使いまわししてみようかとも思ったのではあるが、奥さんがバイト先でMacをWindowsで使って「自慢する」みたいなことを言っていたので、やめ。
DELLノートPCのライセンス使っちゃおうかとも思ったが、DSP版ではないので、失敗するかも。古いノートPCもネタ的には面白いので取っておくか。
じゃあ購入せねば。と思って検索すると...
最近では、機械と抱き合わせのDSP版ではなく、ライセンスのみを売っている。
DSP版でも1万円くらいはするが、ライセンスのみだと3000円で売ってる。
えー、これって本物なの?っていうくらい怪しいが、安いのは魅力的。
他にも1000円以下のやつもあるよ。
半信半疑で3000円のやつをYahoo!ショッピングで購入してみた。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/sgit/windows10-pro-1pc.html
ポチるとメールでライセンスキーが送られてくる。
ProfessionalとHomeを間違えると認証エラーになるので注意する。前回はHomeをインストールしてしまったので、Proにインストールしなおす。
今回は、ネットに接続してoneDrive同期。環境を引っ越ししてしまおう。
インストール時にライセンスキーを入れることもできるが、なんか不安だったので、インストールしてから後で登録する。
インストールは問題なく終了。LANが2.5ギガのEthernetだがドライバとかも問題なし。ちゃんとネットに接続できる。
Wi-Fiは6E(6GHz)なので、まだ使えない模様。TP-LinkのAX50はWi-Fi6なので、6Eでの接続はできないが、Wi-Fi6での接続はできそう。通信関係は新しい規格のI/Fが付いているので、ちょっと楽しみ。
3000円のライセンスキー、見事認証に成功!
へぇーできるんだぁ。
もしかして、ハードウェアの構成を変えると失敗するのかなぁ...
本日はこれまで。
Windows11対応のPCを自作する話 その4 前の話
Windows11対応のPCを自作する話 その3 第三回
Windows11対応のPCを自作する話 その2 第二回
Windows11対応のPCを自作する話 第一回
なめたネジを専用工具を使って外した話
Celeron 1.3GHzでWindows10のupdateしたら一晩中かかっても終わらない
ノートPCのHDDをSSDに替えた話
MacBook Air 13-inch Early 2014にWindows10をインストールした話
Core2 DuoのWindows8.1をWindows10にアップデートした話
Intel(インテル) Core i5-11500 デスクトッププロセッサー 6コア 最大4.6GHz LGA1200 (インテル500シリーズ&セレクト400シリーズチップセット) 65W
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ASRock Intel 第10・11世代CPU(LGA1200)対応 Z590 チップセット搭載 Mini-ITX マザーボード 【国内正規代理店品】 Z590M-ITX/ax
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Windows11対応のPCを自作する話 その4 [PC関係]
前回から間が空いてしまったが、続きである。
BIOSメニューが表示されるところまではうまくいった。
BIOSメニューをいじって見ていたのだが、どうもFANがうるさい。CPU FANでなくて、ケースFANの方。
このキューブ型ケースにはやたらとデカいFANが付いている。20cmくらい?
大きいのでそれほど耳障りな音ではないが、なんか気になる。回転数も1000rpm以下なのでそんなに高速じゃあ回ってない気がするのだが、前はこんなに音してたかなぁ...
と思って、BIOS設定であまり回らないように設定。
しかし、なんか変わってない感じが...
ケースFANも3pinコネクタなので、回転数制御できるはずだよなぁ...
おかしいなぁ...
と思って、ケースFANのケーブルを抜いた状態でBIOS画面を見てみる。
BIOS画面にはFANの回転数が表示されるのだが...
あれ?ケースFANを外したのにCPU FANの回転数がN/Aになった。なんで?
(写真は後で撮影しているので、ちゃんとした回転数が表示されている)
マザーの説明書をよく見て確認すると...
CHA FANとCPU FANのコネクタ位置を間違えてるじゃない。
CHA FANにCPUクーラーのFANを付けて、CPU FANにケースFANを付けてるじゃない。
これじゃあ、いくらケースFANの回転数を落としたって効かないわけだよ。
コネクタの接続位置を変えて再起動。
おお、制御されてる感じ。
基本、大きいケースFANは500rpmくらいで動いていれば、十分冷える。800rpmくらいまで回すと音が気になってくる。
CPU FANの方はいくら回しても音は小さい。1000rpmでも大丈夫。さすがに2000rpm以上回すと気になるかな。
OSのインストール
SSDに何も入ってないので「ただの箱」状態である。コンピュータとして使うにはOS(基本ソフト)を入れなくてはならない。
何にしようかなぁ。自作PCだとOSを選ぶことができるので、悩むところだが、今回はWindows11用PCなので、OSはWindows10を入れる。Windows11はまだ、正式版が出てないので、Windows10を入れておいて無料アップグレードを待つのである。Windows11が入るかどうかもチェックしたいしね。
Windows10をインストールするだけなら、インストールメディアをダウンロードして、USBメモリに書き込んで、USBメモリからブートすればできる。
途中でライセンスキーを入力する画面になるが「ライセンスキーがありません」を選択すればOK。
ライセンス認証していないと、何かと面倒なので、後々は「認証しないといけない」が、とりあえず入るかどうかを試してみるだけなら「ライセンスキーなし」でインストールしておく。
SSDに換装する際に使った「ミニクーパーのUSBメモリ」を使ってWindows10をインストールしていく。
BIOS設定でUSBメモリからブートできるように設定して、ミニクーパーのUSBメモリからブートしてWindows10をインストール。
Windows10のインストール、最近何回かやっているが、過去最高に短時間で終わった。そりゃねぇ、PCIe4.0のM.2 SSDだから速いよねぇ。みるみるプログレスバーが伸びていく。
ミニクーパーのUSBメモリはちょっと前のやつだから、USB3.0くらい?そんなに高性能ではない。なので、USBメモリからの読み込みはあまり変わってないはず。読み込みした後の後半がやけに速い。どうも書き込みが速くなってる模様。
えーと、とりあえずなので、ネットワークにつないでない状態でoneDriveなどの設定はスキップ。ローカルユーザーを作ってインストール。どのみちすぐに消しちゃうので適当でOK。
特にトラブルもなくインストール終了。
インストール中に何回かリブート(再起動)したが、やたらに立ち上がってくるのが速い。今使っているメインマシンのEPSONに変えた時も、やたらと起動が速いと思ったが、それよりも速い。スイッチオンから1分も経たないうちにログイン画面が表示される。正確に測ってないが、数十秒?な感じ。
Windows10インストール直後は、いろいろ裏で動く奴らがいて重たいものだが、ネットワークに繋げてないこともあり、サクサク動く。
ちょっとビデオドライバがちゃんと入ってないのか、グラフィックが微妙。
しょうがないので、ネットワークに接続。Ethernetドライバは普通に入ったようで、ケーブルを接続しただけでネット接続OK。
ネットに接続すると、Windows Updateやらドライバの更新やらが走り出した。
SSD換装する前のCeleron PCではWindows Updateにえらい時間がかかっていたが、このPCだとほんの十数分。あれあれよというまにダウンロードとインストールが終わっていく。
Windows Updateの際に何回か再起動させたが、やっぱり「起動がクソ速い」。いいねぇ。いいよ。
今回は、この辺りでおしまい。
Windows11対応のPCを自作する話 その3 前の話
Windows11対応のPCを自作する話 その2 第二回
Windows11対応のPCを自作する話 第一回
なめたネジを専用工具を使って外した話
Celeron 1.3GHzでWindows10のupdateしたら一晩中かかっても終わらない
ノートPCのHDDをSSDに替えた話
MacBook Air 13-inch Early 2014にWindows10をインストールした話
Core2 DuoのWindows8.1をWindows10にアップデートした話
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Windows11対応のPCを自作する話 その3 [PC関係]
届きましたIntel CORE i5。
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CPUが無いと電源入れても何も動かないので「さみしい限り」ではあったが、今回はCPUを装着して電源ONするところまでは紹介できるかな、と思っている。
CPUの箱、思っていたよりは小さい。リテールクーラーが入っているはずなのだが...
CPUは箱に空いている窓から見えている。
青い箱を空けると、また中から箱が。結構厳重に梱包されている感じ。
さすがにそれなりのお値段がする商品だし、精密機器なので当たり前か。
青い箱の外側には段ボール箱があったので、箱だけで3重ってことになる。
リテールクーラーを取り出す際に、グリスが指に付いてしまった。
今回はCPUクーラーを別に購入しているので、どうでもいいが、リテールクーラーを使う予定な人は注意して取り出して欲しい。まぁ、ちょっとくらい指に付いてしまっても問題ないとは思うが。
CPUの裏面はこんな感じ。昔のCPUにはピンが付いていたが、いつの頃からかIntel CPUにはピンが付かなくなった。マザーの方のソケットにピンが出ている。マザーのソケットの方にピンがついているのがLGAで、ソケットの方が穴になっているのがPGAだそうな。
なので、LGAタイプのCPUでは「ピンを曲げる」っていう心配がない。曲げるピンが付いていないのだから。
ではあるが、マザーというかソケットの方のピンを曲げる可能性はある。無理に付けるのは禁忌行為なのである。
さて、では取り付けていくか。
まずは、ソケット横のレバーを手で外す。引っかかっているだけなので、工具は使わず手で外れる。まだ、CPUは付いてないので気は楽だが、ソケットの方にダメージを与えるかも知れないので、慎重にやる。
留め金が「パカッ」て開くので、黒いプラのカバーを外す。これはソケット保護用のやつ。
ソケットにCPUをはめる時に自動的に外れるみたいなのだが、CPUのマニュアルには外せと書いてあったので黒いカバーは外しておく。
ソケットの上にCPUを乗せる。軽く置くだけで「カポッ」てはまるので、無理に付けない。付かないときは向きを確認しよう。
CPUを乗っけたら、留め金を戻す。
レーバーも元に戻す。かなり力を入れないと戻ってくれない。手を滑らせると「バッチん」と反動で戻ってしまうので注意。慎重にやる。
よし、これでCPUは付いた。
CPUクーラーを取り付けていく。
まずは、CPUと接触するところのシールを剥がす。これは多分、保護用。このCPUクーラーでは接触面が銅製みたい。銅は熱伝導が良い。シールを剥がさないと熱伝導が悪くなる、イコール、冷えない、っていうことになるので必ず剥がしましょう。
次に、グリスを塗る。
CPUの方に塗る。なぜ、グリスを塗るのかといえば、密着しないとCPUからクーラーの方に熱が伝わらないので、グリスを付けるのである。グリスにも高級なものがあり、こだわる人は拘って塗るみたいだが、私は特に「拘り」はないので、CPUクーラーに付属のやつを塗るのである。
密着さえしていれば、高級なやつだろうが、低級だろうが、温度は1度も変わらないはず。
写真は塗った後にそれっぽく撮影しているので、フタが付いているのはご愛嬌。
左手で持って、右手でシャッター切るのはやっぱり大変なのよ。
グリスを塗ったら準備完了。
CPUクーラーがデカイので、クーラーの方を下にして、マザーを裏返して乗っける感じでバックプレートを付ける事にした。
mini-ITXで小さいので、この方が付けやすい。
マザーの穴に合わせてクーラーの上に乗っけたら、バックプレートで固定する。
バックプレートには、絶縁シールが貼ってあるが、これは「剥がしてはいけない」。剥がしてしまうと絶縁できないのでヤバイかも知れない(もちろん悪い意味で)。
バックプレートの穴からネジが顔を出すように取り付けする。出てきたネジのところにナットで固定していく。
ナットは規格外なのか、ドライバーで回せるような専用工具が付いていた。専用工具って言ってもチャチイ感じのやつ。ドライバーで回せるようなアダプタって感じ。
さて、無事CPUクーラーも取り付けできた。ひっくり返してみるとこんな感じ。
CPUクーラーの形状がFANとCPUが密着する部分がちょっとずれている。取付向きによってマザーからはみ出す部分の方向が変わる。このマザーとケースでは、メモリ側にはみ出させた方が干渉が少ないので、上記のような取付向きになった。
ちょっとアンバランス感が否めないが、まぁしょうがないのである。
メモリの上にCPUクーラーがくる感じ。
トップフローなので、メモリも冷やせる?
そういうことにしておこう。
マザーの取付
順番が逆かも知れないが、CPUクーラー付きのマザーをケースに取り付ける。
リテールクーラーは、マザーをケースに付けてから、クーラーを取付できるが、バックプレート付きのCPUクーラーでは逆にクーラー付けてからクーラーもろともマザーをケースに付けた方がいいのかも。
今回のPCケースは、マザーの下に電源があって、もう取付しちゃったので、こういう取り付け方にしたが、マザーの裏に手が入るのなら、マザーを付けてからCPUクーラー付けるのもアリでしょう。やりやすいように工夫してね。
と、その前にバックパネル付けなきゃ。
バックパネルは、ケースの裏側から「パッこ」ってやったら付けられる。難しいことはない。電子部品ではないから少々壊れても大丈夫。
マザーをケースに入れて、ネジ止めする。
4ヶ所あるが、やっぱり巨大なCPUクーラーが邪魔で1箇所はネジを締めるのに苦労したが、この間ホームセンターで買ってきた長い柄のドライバーでなんとか締めることができた。
他の3ヶ所はしっかり固定できたので、大丈夫でしょう。
ケーブル配線
マザーが固定できたら、ケーブルを配線するのである。
配線すべきケーブルは、ATX電源、CPU補助電源、パワースイッチ、リセットスイッチ、HDD LED、フロントパネルUSB、HD Audio...くらいかな。
ATX電源とUSBはメモリ横の付けづらい位置にある。CPUクーラーと干渉しちゃっている。ケーブルを曲げて、なんとか取付できた。
CPU補助電源は、ATX電源とは逆側に付いている。端っこなので、余裕で付けられた。
おお、CPU FAN、CHA FANも付けないとね。
こいつらも端っこにあったので、割と楽に付けることができた。
ビデオやSATAドライブが無いので、配線はちょっとスッキリかも。
ということで、配線はできた。
POWER SWやらを間違えていると電源が入らないので、再度確認。メモリスロットの差しが甘くないかも確認。電源コネクタも重要。一通り確認したので、カバーは付けて無いけど、GOサインが出た。じゃあ、スイッチ入れるよぉ。
ちょっと待て、モニター、キーボード、マウス付けて無いじゃん。外部機器を付けてなければ何もできないただの箱でしかない。
そう、AC電源ケーブルも忘れずに付けなきゃ。
もう忘れ物はないかな。モニターはHDMIに接続。よし!キーボードとマウスはUSB。よし!電源も100Vに接続。よし!
じゃあ、いくよぉー。
ぽち。
ん、反応なし。
ビッビッて押した時間が短かった?いや、ATX電源のスイッチがOFFだった。
ATX電源のスイッチをON。よし!もう一回、スイッチオーン。
やった、BIOS画面が出た。
ちゃんとCPU認識してるよ。メモリも16Gだよ。2400MHzになってるみたいだけど。
M.2のSSDもOKじゃない。
一発で行くとは思ってなかった。
でも疲れたので本日はこの辺りで失礼。
Windows11対応のPCを自作する話 その2 前の話
Windows11対応のPCを自作する話 第一回
なめたネジを専用工具を使って外した話
Celeron 1.3GHzでWindows10のupdateしたら一晩中かかっても終わらない
ノートPCのHDDをSSDに替えた話
MacBook Air 13-inch Early 2014にWindows10をインストールした話
Core2 DuoのWindows8.1をWindows10にアップデートした話
ASRock Intel 第10・11世代CPU(LGA1200)対応 Z590 チップセット搭載 Mini-ITX マザーボード 【国内正規代理店品】 Z590M-ITX/ax
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Cooler Master GeminII S524 Ver.2 トップフロー型CPUクーラー FN1007 RR-G5V2-20PK-J1
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玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS GOLD認証 750W フルプラグインATX電源 KRPW-GK750W/90+
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Windows11対応のPCを自作する話 その2 [PC関係]
物が届いたので、前回に続いてWindows11用マシンを組んでいくのである。
ひとつの大き目の段ボール箱に入ってCPU以外が届いた。
箱の中に箱が入っている。中の箱を広げてみるとこんな感じ。
まずは、マザーの箱をオープン。
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箱の中身を出すと、こんな感じ。
マザーに、バックパネル、ネジがふたつとSATAケーブルが1本。アンテナが2本。
後は、説明書とドライバが入ったDVD。
次は、CPUクーラーの箱。
Cooler Master GeminII S524 Ver.2 トップフロー型CPUクーラー FN1007 RR-G5V2-20PK-J1
- 出版社/メーカー: アスク
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CPUクーラー思ってたものより大きい。
中身を出したらこんな感じ。
固定用の金具と説明書、グリスなどが入っている。
やっぱりなんか、デカい。ちゃんと入るかどうか心配になってきた。
マザーの上に乗っけてみたが、mini-ITXマザーの大きさよりは小さいのできっと大丈夫。
次は、ATX電源。
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中身はこんな感じ。
電源とケーブルがいっぱい。そして黒い。
コネクタタイプなので、必要なケーブルだけ差して使うことができる。
はい、次はメモリ。
キングストン Kingston FURY デスクトップPC用メモリ DDR4 3200MHz 8GBx2枚 Kingston FURY Beast ビースト CL16 KF432C16BBK2/16
- 出版社/メーカー: キングストンテクノロジー
- 発売日: 2021/07/27
- メディア: Personal Computers
メモリは箱には入っておらず、プラのパッケージに入っている。
マザーの方は片ラッチ。
メモリの規格はDDR4。一応入るかどうかだけ確認。
もちろん、ちゃんと入る。
次は、M.2のSSD。
こいつはちゃんと箱に入っている。中身を出すとこんな感じ。
やっぱりロッテのガムみたい。
マザー側は、ヒートシンクを外してから取り付ける。
マザーにM.2のスロットがふたつある。Gen4.0は1番の方に付けるみたいなので装着。
差し込んだ反対側はネジで固定する。ここのネジがマザーに付属していた。
ネジが小さいし、結構な厳しい位置にある。
ちょっと苦労したが、固定することに成功。
ヒートシンクは両面テープみたいなのが張り付けられているので、シールをはがしてM.2 SSDを固定する。
マザーにメモリを付けて、CPUクーラ―と干渉しないかを確認。
このCPUクーラーわりと隙間が空いてるので、大丈夫そう。
大丈夫そうなので、クーラーの金具も付けておくか。
金具がいろいろ入っている。
説明書にあったそれらしい、やつを付けてみた。
が、なんか違う。バックプレートがネジ止めできないよ。
説明書をよくみると、Intel用とAMD用と違うみたい。
右がIntel用。
Intel用のやつを付けた。
マザーに入れてみたが、なんか合わない。
おかしいなぁ、と思いつつ説明書を見る。
ソケットの種類によりネジの位置を変えるのか。LGA11なんたらの場合は真ん中に合わせるのか。マザーはLGA1200なんだけど、CPUクーラーはLGA11XXXのでサイズ的には問題ないとのこと。
OK、これで大丈夫。
CPUクーラーの取付向きもなんか4方向あるようなので、ケースにも入れてみた。
ビデオカードは入れない予定ではあるものの、開けておきたいので、メモリ側にはみ出すようにCPUクーラーを取り付けることにした。
電源コネクタとかが隠れて接続しずらくなってしまいそうだが、しょうがない。
ATX電源もケースに入れておく。
さて、CPUがないので、できることはここまでか。
Intel(インテル) Core i5-11500 デスクトッププロセッサー 6コア 最大4.6GHz LGA1200 (インテル500シリーズ&セレクト400シリーズチップセット) 65W
- 出版社/メーカー: Intel
- 発売日: 2021/03/30
- メディア: Personal Computers
続きはまた。
Windows11対応のPCを自作する話 前の話
なめたネジを専用工具を使って外した話
Celeron 1.3GHzでWindows10のupdateしたら一晩中かかっても終わらない
ノートPCのHDDをSSDに替えた話
MacBook Air 13-inch Early 2014にWindows10をインストールした話
Core2 DuoのWindows8.1をWindows10にアップデートした話
サイト内を検索
Windows11対応のPCを自作する話 [PC関係]
どうしよう。Windows11入れないと"いけない"よねぇ。入れたいよねぇ。
うちのPC達、どれも古いのでWindows11チェッカーで「ダメ出し」を喰らっている。
PC正常性チェックプログラム
一番新しい、MacBook Air 13インチ 2020なら入るかも知れないが、MacはやっぱりMacOSで使いたい。
その次に新しい、これまたMacBook Air 13 インチ 2015 は、Windows10にBootCampしたが、BIOSだかTPMだかの原因でWindows11にはできないと宣告されてしまった。
一番新しいメインのデスクトップPCはEPSONのEndevorなのだが、これもTPMに引っかかってダメ。
SSDもM.2のやつで割と新し目なのだが、ダメっぽい。TPMのバージョン?
ストレージが256Gしかなく、心持たない感じなので、ここいらで一発最新PCにするか。
とうことで、久しぶりにPCを組むことにした。
ケースは、余っているmini-ITXのキューブ型か、フルタワー型のやつにする(両極端だな)。
mini-ITXなら大型のケースFANが付いているので、動作音的にいい感じ。マザーの種類によってはフルタワーでもいいか。
ケースがなぜ余っているかというと、中身を、ラックマウントPCに移動しているから。まぁ、これを見込んでラックマウントしたんだけどね。
ラックマウント用のPCケースを導入した話
でもって、まずはCPUとマザーを決める。
CPUは?Intel AMD
CPUはIntelがいいか。AMDだとなんかイヤ。昔の人なので、Intelは純正。AMDは互換なイメージが強いので、やっぱり純正がいい。AMDの方がプロセスルールがどうので高性能なのはわかっているのだけど。
昔のマザーというかCPUソケットは、Intelでも他の互換CPUでも同じ形状であったのだが、今やIntelとAMDではソケットが異なる。なので、マザーも物理的に異なる。Intelの最新CPUである、第11世代のCPUを付けるのには、LGA1200のソケットでないとダメらしい。AMDのCPUを付けるのには、また別のAMD用のCPUソケットが付いたマザーを入手する必要がある。
マザーボードを選ぶと、おのずとCPUのメーカーも決定するということかな。
ソケットを「IntelからAMDに変換する」なんていう変換器は見たことがない。CPU FANなら両対応なやつが多くあるが...
まずは、Intel 11世代をターゲットにする。CPUのソケットはLGA1200っていうことになる。
マザーの大きさと拡張スロット
余っているPCケースは、小さいやつと大きいやつのふたつがある。どっちでもいいけど、狭い家にはやっぱり「小さいケース」だよなぁ。小さいケースにすると、PCIスロットに「拡張カードが入らない」っていう問題や、「HDDが入らない」っていう問題があるが、イマドキのマザーには結構いろんなデバイスが、いろんなI/Fで付くようになっているし、オンボードでコントローラーが載っているので拡張スロットで拡張する必要がなくなっている。
例えば、有線のEthernet拡張カードなんて、えらい昔はISAっていう規格の拡張カードを入れるしかなかった。ISAはPCIになり、PCI Expressに進化していくが、最近のマザーにはオンボードでEthernetコントローラーが載っているので、拡張カードを入れる必要がない。
バックパネルにLANの口が付いていれば、マザーに「Ethernetコントローラーが載っている」っていうこと。
LANポートをもうひとつ拡張して「LAGにしてやりたい」といった"変態的"なことがやりたいのでなければ、拡張スロットは「必要なし」なのである。まして、マザーに"ふたつ"Ethernetコントローラーが載っていれば、それだけでLAGできる(かも)。
他のオンボード化には、サウンドカードがある。
昔は、音声入出力用に「Sound Blasterを入れるぞ」っていう風潮があったが、最近では聞いたことがない。そもそもアナログ音声はPCケース内に入れるとノイズがひどくて、外部接続にした方が何かと高性能なので、内蔵するよりは、USBで外部接続みたいな感じがハイエンドでは好まれるみたい。でも、PCで音がしないとYoutubeやアマプラも観れず「ダメダメ」なので、マザーにオンボードでサウンド処理用のチップが載っていることが多い。
なので、サウンド系の拡張カードを追加する必要も"あまりなし"。拡張するのなら外部ユニットでUSB接続の方がいい。
M.2スロット
EtherもSoundも要らない、となれば後は... ビデオかストレージかである。
ビデオはちょっと置いて置いて、ストレージである。
最近のマザーには、ノートPCで使われている技術が取り入れられており、M.2のPCIeの小さいI/Fが付いていることが多い。
PCIeの小さいやつは、M.2とはちょっと違うみたいなのだが、大きさ的には同じようなもの。2cm位の小さいスロットが付いていたら、M.2かmini-PCIeかなんかである。
mini-PCIeには無線LANカードを付けることが多い(かなぁ)。
M.2にはSSDストレージを付けることが多い(と思う)。
ということで、マザーに直接、mini-PCIeの無線LAN(WiFi)やM.2のSSDストレージを付けることが可能なのである。
マザーの大きさ
(自作PCでの)マザーボードの大きさには3種類あると思っていい。
1 ATX
2 MicroATX
3 mini-ITX
ATXは昔のPCのサイズ、IBMのPC/ATから変わってないものと思われる。
MicroATXは、ATXよりちょっと小さいやつ。拡張スロットが4本くらいしか付いてない。
mini-ITXはさらに小さいやつ。拡張スロットはひとつがいいとこ。
ラックマウント用の1Uサーバーとかは別にして下さい。あれは特別なので。
他にも大きいのやら小さいのがあるにはあるみたいだが、普通に売っているのは上記の3種類。
でもって、拡張スロットに付けるデバイスって、ビデオカードくらいしかないんすよ。あっ、オンボードLANやM.2が付いているのが前提ですけど。
だったら、どのケースにも入る小さいmini-ITXが得策なのでは?
ということで、mini-ITXのマザーにすることで決定。
ただし、M.2が使えること。LANがオンボードであること。さらにはLGA1200のソケットが付いていること。
という条件で検索してみた。
マザーボードのメーカーって、ASUS、MSI、ASRockとか。そんなもん?
あっ、GIGABYTEがあるか。
昔はIntelもATOM搭載のmini-ITXマザーを売っていた気がするのだけど、今ATOMなんてないのかな。
地球温暖化が叫ばれていてもTDP120Wとかが普通になるんだろうなぁ。
まぁ、今回は常時稼働しているサーバーマシンではなく、とにかく最新にしてWindows11動かしたいマシンなので、TDPとかはとりあえず気にしないことにする(そういうこと言うとM1 Macとか欲しくなるから)。
えーとmini-ITXで割と安くて、色々付いているマザーを発見。ソケットもLGA1200。メーカーはASRockか。
ASRockのマザー、前に買ったけどなんか壊れたのよねぇ。サーバー用のやつで結構高かったんだけど。今や文鎮というか壁掛けのオブジェになっている。その後、代替で購入したASUSのマザーは壊れてないんだよなぁ...
どうしようか悩んだが、WiFi6がついてるし、2.5ギガのLANも付いているので、ASRockのやつに決定。
ASRock Intel 第10・11世代CPU(LGA1200)対応 Z590 チップセット搭載 Mini-ITX マザーボード 【国内正規代理店品】 Z590M-ITX/ax
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CPU
これに合わせて、CPUも購入。ゲームはしないので、CPU性能が足りなくて困った覚えがない。i9とかi7は高いので、i5にした。i5でも6コアもある。普段使っているアプリが、ブラウザ、Outlookメール、Word、Excel、フォトショ、くらいな人はi5で十分でしょう。
チューバーじゃないので動画編集もしない。
ということで、Intel 第11世代の i5を購入。
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クロックも4.6GHzもあるじゃん。
電源
後は、電源も必要じゃない?
ラックマウントした時に、電源も移植したので余ってない。古い電源だと、必要なコネクタが揃ってないので、新規に購入する。外部電源が必要なグラボは付けない予定なので、350Wくらいのでも良いかと思ったが、ケーブルが外れるコネクタタイプのやつにした。容量は750W。そんなに使わないと思うけど、電源の容量は大きければ大きいほど良いでしょう。音も静かっぽいし。
それに、M.2でストレージを接続すれば、SATAとか要らないし、でかいグラボ付けなければ補助電源も要らないし。小さいケースなので、ケーブルがゴッチャってするのがイヤ。
大きさは普通のATX。ちょっと小さいSFXもありかとも思ったが、普通にPCケースにATX電源入るし。素直にATXでいく事に。
玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS GOLD認証 750W フルプラグインATX電源 KRPW-GK750W/90+
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メモリ
メモリはDDR4の3200MHzのやつで、安かったキングストンのやつにした。光らないがゲーミングPCではないので、OKとする。
容量は8Gx2で16G。マザーのメモリスロットが2つしかないので、拡張する場合は16Gx2に入れ替えるしかない。
が、16Gあれば余裕でしょう。
VirtualPCでUbuntu動かさないといけないような仕事もしてないし。今までメモリ容量が8GのWindowsPCをメインで使っているが、足りなくなったことはあまりない。16Gで十分。
キングストン Kingston FURY デスクトップPC用メモリ DDR4 3200MHz 8GBx2枚 Kingston FURY Beast ビースト CL16 KF432C16BBK2/16
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速度は2666MHzから3200MHzに高速化しているので期待。
ストレージ
ストレージは、M.2でいく。M.2で接続すれば、SATAケーブルや電源ケーブルが要らない。
2.5インチサイズのSSDも安くはなっているが、M.2のコストパフォーマンスは驚異的。
ロッテのガム1枚分位の大きさに500Gや1Tものデータが書き込めるなんて信じられない。シンギュラリティを感じさせる。
マザーがPCIe4.0のM.2に対応しているようなので、PCIe4.0対応のM.2ストレージ500Gを購入。
ビデオカードは?
とりあえず、最低限は揃ったかな。キーボード、マウスは新調しなくてもあるものでOK。
ビデオカードもとりあえずは、CPU内蔵グラフィックスでいいでしょ。
あー、購入したi5に内蔵GPUってあるのか?11世代だからGPUなし版なんて存在しない?
しまった、調べてから購入すればよかった。多分、入ってると思うけど。入ってなかったら適当にグラボを付けよう。多分何か余ってるはず。
CPUクーラー
忘れてた。CPUクーラー買わなきゃ。
CPUにリテールクーラーが付いて来ると思うけれど、それじゃあなんか「PC組んだ気がしない」。
i5なので「リテールクーラーで十分」と言えばそうなのかも知れないが、音が大きいのはイヤ。
サイドフローのやつが、デカくてカッコいいし、エアフロー的にもいい感じなのだが、高さが足りない。12cm FANが縦に付いているので、マザーボード上に14cmくらいの空間が必要。メモリとかと干渉するかも知れないし...
トップパネルに穴を開けて、エアインテークみたいなのを付けちゃう?と一瞬思ったがそんな加工技術はない。
という事でサイドフローは断念。
じゃあ、簡易水冷はどう?
とちょっと思ってみるものの、ラジエター部分をどこに付ければ良いものか。24cmとかあるし。ラジエター。
ここは無難に、トップフローの空冷だな。この間付けた12cm FANのやつならそこそこ冷えるし、うるさくないし。
という事で、こいつを購入。
Cooler Master GeminII S524 Ver.2 トップフロー型CPUクーラー FN1007 RR-G5V2-20PK-J1
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これで揃ったかな。
という事で、一式をAmazonでご購入。全部で9万5千円くらい。10万は超えてない。
届いたら早速組むのである。
ではまた。
Windows11対応のPCを自作する話 その2 続き
なめたネジを専用工具を使って外した話
Celeron 1.3GHzでWindows10のupdateしたら一晩中かかっても終わらない
ノートPCのHDDをSSDに替えた話
MacBook Air 13-inch Early 2014にWindows10をインストールした話
Core2 DuoのWindows8.1をWindows10にアップデートした話
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TP-LinkのLAGやV6プラスのマルチセッションを試すためにVLAN切ってみた話 [PC関係]
先日、STPができるNETGEARの8ポートスマートスイッチ「GS308T」が安かったので「ポチった」ところで話が止まっているが、その続きである。
NETGEAR スイッチングハブ ギガ 8ポート スマート VLAN QoS ACL SNMP ループ防止 日本語GUI GS308T
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Amazonさん、流石に届くのが速い。基本、自宅に居るので受け取りを心配する必要はないのではあるが、置き配なので気軽に注文できるので、細かいものはホイホイ注文してしまう。
今回は、箱の中に箱が入っているようなことはなく、「NETGEAR Business」って書かれている箱だけが届いた。そうスマートスイッチは企業向けなのよね。どうでもいいが、AmazonのNETGEARってNETGEAR直営と変わらないのか?
箱の中身はこんな感じ。
まぁ普通。
8ポートで小さいので、ラックマウントはできないのが寂しいところ。まぁ、ラックがもう埋まっちゃっているので、付けられないんだけどね。
この間、マウントしたサーバーの上にちょっと隙間があるので、ここに突っ込んでみた。
まずは、L2SW同士をリンクアグリで接続してみた。
まぁ、普通にできる。
同じNETGEARの製品だから相性問題とかはない。
スイッチの設定をするのに、同じProsafeなんとかが使えるのかと思ったができなかった。ブラウザ経由で設定できる。
それは良いのだが、オレオレ証明書になっているのか、やたらとセキュリティ警告が出てうざい。SSLにしなくたっていいんじゃない?と思うが...外部からスイッチの設定をいじったりできるように配慮されている?
LAGはOKみたいなので、WANポートを接続して、PPPoEさせてみるか。前回は、STPがないのでループしまくりであった。
今回購入したGS308TはSTPに対応しているし、ループ防止もあるので、大丈夫だよね。行くよぉ...
うーん。なんかLEDチカチカ。
ダメかぁ、やっぱりTP-Linkや他のスイッチもSTPに対応している必要があるみたい。1台だけSTPがあっても無駄なのか?
LAGが影響しているのかと思い、切ってみるものの、やっぱりダメ。
ブリッジに戻してやってみるものの、WANポートのケーブルを入れた途端に、ループ。
VLANを切る
やっぱりこれは、2重ルーターにして、WiFi AP配下のネットワークとV6プラス直結のネットワーク(DMZ)に分けるしかないか?
ということで、VLANを切ってみることにした。
ポートVLANだと簡単なのだが、1Fと3Fの間にLANケーブルが1本しかない。
今思えば、1F-2Fにもケーブル通しておけばよかったし、1F-3F間も2本通しておけば良かったかも、とちょっと後悔するのではあるが、20年前にそんなことは考えに及ぶ余地もなく(今の実家を建て替えしたのが20年前)。うーん、LANケーブルをCD菅に突っ込んでみる?かなり大掛かりな工事になるよ。
ということで、ポートVLANだとできないが、タグVLANにすると「1本のケーブル」でもスイッチ間を複数VLAN接続できるみたいなので、やってみるのである。
大規模なネットワークで冗長構成する時に、L2SW間をLAGやタグVLANで接続する。過去にネットワーク案件の仕事をやっていた頃は、VLANやってみたりしたので「なんとなく」理解しているのだが、自宅のネットワークでやるとは思ってなかった。ちなみに冗長構成にする場合はSTPは必須。
自宅に、VLANがあるとやっぱり「逸般の誤家庭」なんだろうか。だよねぇ、普通のご家庭にはDMZとかないし。
でもって、どう設定するかというと、24ポートと8ポートのL2SWにそれぞれ、VLANIDが10と20の二つのVLANを作る。20のVLANはお試しなので、2ポートと4ポートだけにしてみた。
ルータが設置されている3Fに8ポートのL2SWを置き、仕事部屋の1Fに24ポートのL2SWをそのまま置く(ラックマウントしたら滅多に動かせるものではない)。
3Fと1F間のLANケーブルをタグポートに接続する。タグポートはVLANID=10と20の両方に所属しているポートになる。
設定時は両方を1Fに置いておき、ブラウザを使ってVLANの設定を行なっている。物理的に移動するのは面倒。
VLANのポート設定でUとTと無効の3種類あり謎であったが、UはUntagでVLANのメンバーにはするがタグを付けないポートで、Tはタグをつけて送信するポート。無効はVLANのメンバーとしない設定。Tに設定されているポートがタグポートになる。Uはアクセスポート。
受信用のPVIDを設定すると完全に独立した二つのVLANをL2SWまたぎで作成できた。
これで、VLAN20にTP-LinkのLANポート、VLAN10にTP-LinkのWANポートを接続したら...
ブリッジモードだとループしちゃう。
ルーターモードだと...ループしない!!
よし、これでいけるんじゃない。
ということで、3Fに8ポートのL2SWを移動してきた。
設置するにあたり、ルーターなどを掃除。結構埃が溜まっていた。
電源周りもタップを使って整理したところで力尽きた。
TP-Linkは1Fでブリッジモードで稼働中。そのうちルーターモードに移行してみる。
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BuffaloのWiFiルータはブリッジモードとルータモードでIPアドレスが異なるのでハマった
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Windows10 update(1809)でIntelチーミング復活 IntelNetコマンド使用
Windows10 october 2018 update(1809)でまたもやIntelチーミングがダメになる
Intelドライバでチーミング Windows10 Intel+Realtek リンクアグリ
Windows10でチーミングできなくなった Intelドライバ22.3を導入
ボンディング・チーミングのその後 NETGEARのインテリジェントL2SW
Ethernetのボンディング Linuxのサーバーマシンにbond0インターフェースを作成
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V6プラスでPPPoEした話 [PC関係]
なんか、風邪ひいている時に"勧誘電話"がかかってきて、よく解っていないまま「はい、はい」っていう感じで「契約してしまった」回線を使っている。
この間、TP-LinkのWAN回線側をPPPoEで接続しようとしたけど、PPPoEのユーザーとパスワードって「どこ見ればいいの?」っていうくらいの"分からなさ具合"で情けない。
よくよく、調べてみると「V6プラス」っていうので、IPv6での閉域網からインターネットに繋がっているらしい。
そう、なんか、いつの間にか、IPv6アドレスが割り当てられているので、なんか変かも?と思っていたのではあるが...
V6プラスだと、PPPoEは使われてなくて、IPoEっていうので繋がっている。なので、ルーターにPPPoEのユーザー/パスを設定していない。IPoEはIP over Ethernet?なのだそう。
Nuro光の時はPPPoEだったような。それが、PPPoEからIPoEに変わっているのね。
IPoEだとルーター毎になんかIDがあって(MACかなぁ?)、DHCPやらなんやらで端末というかルーターを特定できるらしい。そう、らしい。
普通のPPPoEよりもIPoEの方が網の規模が大きいので「快適」ということなのだが、そうなんだろうか?比較するものがないので、どうということもできない。でも、最新の通信方式なんだからきっと速いはず。
たぶん...
確かに、スピードテストみたいなサイトで速度を測ってみると、400Mbpsは出ている。本当はギガ出るので、まぁ、そんなところかと思っていたのだが...
そうなんだ、PPPoEよりもIPoEの方が速いんだ。ふーん。PPPoEはPPP over Ethernetだよね。Ethernetの上でPPPというプロトコルを動かすわけだよね。普通の、というかちょっと前のPPPではシリアルケーブルとか電話回線とかの上でPPPをやっていた。
通信プロトコルの上で「over」っていうのはレイヤの上で何々を動かします、っていうこと。
PPPoEなら、PPPをEthernetの上で動かします、っていうことで、
IPoEなら、IPをEthernetの上で動かします、っていうこと?
何言ってるか解らない人は「ネットワークレイヤ」や「プロトコル」を調べて欲しい...
と放りっぱなしなのもなんなので、軽く説明すると、レイヤは「層」と言ったりする。L2SWとか言っているのは、レイヤ2のスイッチっていうこと。レイヤ2っていうのは、データリンク層かな。レイヤ2の下はレイヤ1でこっちは物理層。プロトコルは層になっていて、積み上げていくような感じになる。ネットワークの世界で「層」は大事なわけです。これ以上はネットで調べてね。
そうか。ふーん。
ん?でもそれってLANなら"普通"...だよね?
そのへんのネットワーク通信って無線にしろ有線にしろ、LANならEthernetの上にIPレイヤがあるよなぁ。
どういうことか。しばし考える...
そうか、PPPoEはWANで使われる技術なわけである。
一方のIPoEはLANで普通に使われている技術をWANでも使えるようにしたもの、なのか?
まぁ、あってると思う。
なにせ、ルーターの先はよく分からないので、想像でコメントするしかない。検証のしようがない。
マルチセッション
で、光コラボでネット接続している我が家のネット環境なのではあるが、ここにPPPoEの接続ができるかも?
ということで、やってみることにした。
で、この間購入したTP-LinkのWi-Fiルータをブリッジ動作からルータ動作にしてやって見る。
契約変更の際に、so-netから契約書が届いたのだが、その中にPPPoEのユーザーとパスワードが書いてあった。
TP-Linkをルーターモードに戻して、WANのポートをNTTのルーターに接続。インターネットの接続設定をPPPoEにする。
NTTルーター側はPPPoEブリッジが有効になっていることを確認する。
TP-LinkでPPPoEの設定をして、接続するとちゃんと繋がった。へぇー、繋がるんだぁ、ちょっと感動したが、LAN側のネットワークが192.168.1.0/24になっている。家庭内LANは192.168.0.0/24。なので、「2重ルーター」になっている感じ。
うーんこれでもいいんだけど、ローミングとかできないよね。多分。3Fで使っている時は、3FのBAFFALOの無線LAN APにつながり、192.168.0.0/24に接続されるが、1Fに移動するとTP-Linkに繋がって、192.168.1.0/24に接続されるのか?そんなのってできる?それぞれのネットワークセグメントでDHCPが動いているから大丈夫?
SSIDを変えて、移動する度に接続しなおせばOKなんだろうけど、ブリッジ間をローミングする方がスムーズだし、そっちに慣れているから、SSID切替方式は却下だな。
ということで、TP-Linkも同じネットワークに接続させようとLANポートを192.168.0.0/24のセグメントのL2SWに接続。
すると、ループが発生するようで、LEDがチカチカ、ネットワークも重たい状態になる。
これって、リンクアグリを試してみた時と同じような感じ。ちなみにリンクアグリしてみても同じ状態。
いわゆる、ブロードキャストストームが発生している模様。ブロードキャストの嵐ですよ。
TP-LinkってSTP(スパニングツリープロトコル)ないのかなぁ。ないか。
NETGEAR 24ポート(JGS524E)の方にも付いてないみたいだぞ「STP」それじゃあループして当然?。「ループ検出」っていうのはついてるけどなぁ...
NETGEAR 24ポートはアンマネージプラスなので、機能限定なのよね。リンクアグリできる最低のやつを購入しているので...
STPが使えるL2SWを導入するか。8ポートくらいで良いので。STPが一つあれば、大丈夫だよね?ダメかな。
NETGEARのWebサイトで良さげなのがないか物色していると、GS308Tというのが良さげ、8ポートだけどスマートスイッチだからリンクアグリやVLAN、STPもできる。でもそれなりに値段が...と思ったがまさかの6000円。なんか値引きされてる。Amazonでも6000円。思わず、ポチってしまった。
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届いたらやってみるのである。
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ラックマウント用のPCケースを導入した話 [PC関係]
小さい19インチラックがあるので、L2SWやらのネットワーク機器はマウントしてある状態。
一般の家庭といっても自宅でITやインフラ関係の仕事をしているので、機材の数は多い。しかしながら、最近はガチのネットワーク仕事がないので、Linuxサーバーが1台だけ稼働している。AWSにインスタンス作った方が簡単だし。
逸般の誤家庭
突然だが、Youtubeで「逸般の誤家庭」を検索してみて欲しい。「一般のご家庭」ってよくいうと思う。「一般のご家庭にあるもので作れます」とか「この商品は一般のご家庭でもご使用になれます」とか。
19インチラックやブレードサーバーなんていうシロモノは普通、一般のご家庭には存在しない。それらがある家は、逸脱している誤った家庭なので「逸般の誤家庭」と呼ばれているそうである。
同じ読み方で異なる意味を持つという高度なダジャレなのだが...
でもってチューバーの「散財系鯖主うんちゃま」さんが「逸般の誤家庭」をゆるい感じで紹介している動画を見たのだが、これが結構笑える。動画といってもライブ配信したものがアーカイブされていて、それを後で見た感じ。
まぁねぇ普通はラックないよな。うちには小さいのがあるけど、小さいのでもラックがあったら逸脱の方の誤家庭になるのだろうか。
ラックマウントサーバーってやたらに"うるさい"のよね。特に1Uのやつ。FANが小さいので高回転する -> 高周波の音が鳴る -> うるさい。それになんかデカイ。平べったいくせにデカイ。
Ciscoなんかのスイッチ類でもうるさいのがあるよね。3Uとかのでかいやつでも、地味にFANがうるさかったりする。
ディスクアレイはよくわからないが、HDDもたくさんあったらやっぱりうるさいよね。
ブレードサーバーなんて、ちっちゃいのがわんさか入っていたらそりゃもううるさいのなんのって。
そんなものが一般のご家庭にあったらどうなるか。ましてや、ワンルームマンションの一部屋にあったらどうなるか。
それはもう家庭ではなく、なんというか「サーバールーム」だろうな。サーバールームで生活はできない。できたとしたら変人である。
私は変人ではないので、ラックはあっても片側しかネジ止めできない"小さい"やつだし、サーバーもラックに入るやつじゃないし、Intel ATOMとCeleronのCPU FANが付いてないやつだし、静かだし、隣の部屋で十分寝られるし、ということで「一般のご家庭」ということにする。
ラックマウントできるPCケース
ちょっと話が逸れてしまった。今回の話はPCケースを買った話だった。ラックマウントならぬラック収容しているPCをちゃんとマウントしてやろうという魂胆なのである。
購入したPCケースは以下のふたつ。ラックマウントできるPCケースはさほど多くはない。
iStarUSA D-214-MATX - 2U コンパクトラックマウント microATX対応シャーシ [D-214-MATX]
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iStarUSA D-314-MATX - PS2パワーサプライ準拠タイプ 3U ラックマウントシャーシ (ケース)[D-314-MATX ]
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あと、LANケーブルとラックマウント用のネジを購入。
最初に2Uの方からやっていく。
箱の中身はこんな感じ。
ケースの蓋を開けるとこんな感じ。
マザーはMicroATXまでかな。入れるマザーはMini-ITXなので余裕でOK。電源は普通のATXが付けられる。
引っ越し作業は、どうということはない。ケーブルとメモリ、拡張カードを外して、電源とマザーをケースから外し、新しいケースに取り付けるだけ。電源スイッチやUSBポートのケーブルがケース側に付いているので、ここがちょっと厄介なだけ。
ちなみに、このケースにはUSB2のポートしか付いてなかった。USB3はバックパネルに付けるしかないが、USB機器はキーボードとマウスくらいしかないので、2でも3でもどっちでもOK。
拡張カードはロープロファイルPCIになる。3Uの方は普通サイズのカードが入る。
サーバーマシンなのでグラボは入れていない。Intelの2ポートギガビットEtherのカードを入れるが、ブラケットが見当たらない、後で探すとして、とりあえずラックにマウントする。
ケースFANは静音タイプの5cmかな?を一つ付けた。CeleronのCPUクラーなしのやつなんで大丈夫でしょう。本当は20cmの大きいやつを付けたかったのだが、2Uのラックマウントには無理でした。ラックの背面になんとか付かないかと思っている。
中身を入れると少々重たくなり、取り付けるのに苦労したが、めでたくマウントに成功。
下のネジの方から止めた方がやりやすい。
ネジの受け側であるナットは、四角い金具でラック側の穴にパッチっとはめる。
取付した後で、2ポートEtherのロープロファイル用ブラケットが見つかった。
背面から蓋を開けてEtherカードを抜き取り元に戻した。
上段には短いスイッチ類しかないので、蓋を開けてメンテナンスも可能だった、いいじゃん。
3Uケースにも中身を入れる
もう一つのケースにも中身を入れていく。どのマシンの中身を入れるか悩んだが、この間、Windows10を入れたCore2 DuoのDELLデスクトップの中身を入れてみることにした。電源がATXじゃないので、別の自作PCから電源だけ拝借。
マザーはMicroATXなのか、ギリで入った。バックパネルがないのでスカスカでカッコ悪い。
しかし、4Pコネクタの電源が足りないことが発覚。
残念、ラックマウントのWindows10は実現できなかった。
しょうがないので、Linuxマシンの中身を入れるのである。このLinuxマシンのマザーはIntel ATOMのやつ。かなりの年代物じゃない。IDEとか付いてるし。初代のLinuxサーバーだな。2Uに入れたCeleronのLinuxサーバーは第二世代。
HDDが4本。SSDが2本。HDDはSATAで接続。SSDがIDEで接続。マジか。逆じゃないのと思ってしまうが、その当時はSSDとかやっぱり高かったんでしょう。
構成を変えると起動しなくなってしまうので、接続状態は変えずにそのまま引っ越しする。
マザーを取り付けてみたものの、拡張カードが入らない。なぜ?な感じなのだが、スペーサーが付属していることに気づいた。これををかまさないといけないのね。
スペーサーを入れたらちゃんと入った。
ここで、問題発生。3.5インチHDDをマウントする金具がケースにネジで止まっているが、ドライバが短くて届かない。2Uの時はギリで届いたのでなんとかネジを外せたが、3Uではもう無理。外すことはできたのだが、ネジをくっつけるのが無理。
マウンタとマウンタの間は2cmくらいの隙間があるので、まぁなんとかできたが、端っこの方はもう無理ゲー。ネジ2本だけで仮ということにした。
細くて長いドライバーをホームセンターで買ってこないと。
ケースFANは12cmの大きいやつを付けてみた。3Uならギリで付けられた。ネジは1カ所でしか止まっていない。
仮組みした状態でスイッチONして動作確認する。
問題なく動作するようである。
蓋をしようとしたら、ちゃんと閉まらないではないか。12cm FANが干渉しちゃっている。
ちゃんとしたマウンターを用意しないとダメか。
ここで力尽きてこの日の作業は終了。
次の日
絵の長いドライバーをホームセンターで買ってきた。
これなら、いけるでしょう。
結構疲れてきていて、写真撮影をサボっているが、HDDマウンタごと外して、12cm FANを取り外し、5cm FANを取り付け。
当然ながらちゃんと蓋を閉めることができるようになった。
5インチベイにリムーバブルのHDDケースを入れた。本当はホットスワップなんてできないんだけど、雰囲気で付けてみた。このHDDケースも古くてIDEのHDDしか入らない。せめてSATAだったらまだ使えたのに。
このマザーにはSATAポートが二つとIDEのコネクタが一つ付いている。PCI拡張カードでSATAポートを増設してSATAのHDDを4本接続している。IDEにはSSDが2個接続されている。5インチベイにHDDを入れたのでこいつもIDEで繋げようとしたのだが、コネクタがちゃんとはまらない。おや?と思ってよく見ると、FDって書いてあるじゃん。フロッピかよ。遺産かよ。それじゃあ、はまらないよ。
というわけで、5インチベイのリムーバブルHDDケースは本当の飾りになってしまった。
3.5インチのマウンタの方は、ちゃんと4本のネジで止めることに成功した。
HDDのマウンタとケースの隙間が1cmくらいしかない。ここに磁石でくっついているだけのネジを「そろりそろり」と降ろしていく。底に当たった瞬間にヘナっと倒れてしまったり、途中で磁石が変にくっついてしまったりして、うまくいかなかったが、何回かトライすることで無事ネジを締めることができた。かなりの離れ業であったと思う。
てなわけで、一応は完成したので、ラックにマウントするのだが、結構な重さになっている。幸いにもラックの最下段に入れるので、何か硬いものを置いて、その上に一時的に乗っけてからネジ止めすることができそう。
何か良さげなスペーサーとなるようなものがないか探すと...
ありました。「SMART DRIVE」っていうやつ。これも5インチベイに3.5インチHDDを入れるためのケース。静音化グッズですな。なんか懐かしい。SSDだと無音にできるので、HDDを使わなくなった今では無用の長物となり、5インチベイに入れるCD-ROMドライブとともに埃だらけになり眠っている状態であった。
これを土台にしてラックを入れたらいい感じの位置になり、楽にネジで固定できた。かなり苦労するかと思いきや、それほどでもなかった。とはいえちょっと筋肉痛が...
無事、マウントできたらこんな感じになった。
ブルーのLEDがまぶしい。ゴーストとフレアが出ている。
ラックの上にプリンタがあったが、壊れてしまったので使えていない。プリンタをどかして、DELLのモニタを置いてみた。モニタ裏にCore2のDELLデスクトップも置いた。
KVM切替器とキーボード、マウスも置いてみた。
これって一応操作できるじゃん。KVMもラックマウント出来ればよかったのだが、使っているのはプラットホームの「PShare EXシリーズ」ってやつだな。マウントキットまだ売ってるみたいだぞ。さすがサーバー屋さんのプラットホーム。
しかし、空きがないか?
また今度にするか。
あー、久しぶりに長い記事を書いてしまった。
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